今から約3年前当店が採集部隊をエクアドルのパヤミノ川に派遣して日本へ初めてApパヤミノニスを輸入しました。
過去全部が全部初ではないにしろ色々な所へ私の友人を派遣して珍しい魚たちを採集させ日本へ紹介してきました。
その際必ず日本サイドで事前に資料を現地へ提供して行かせますので過去そう多くの失敗はありません(別件の失敗はたくさんあります)
パヤミノニスもその1つで当時私というより知り合いに調べてもらったのですが、調べて行くうちに実はパヤミノニスには2タイプあり、いわゆる記載された個体ともう1タイプいることが知られていたのです。
すでに洋書などでは知られているのですが、それはcfパヤミノニスと呼ばれ細かい資料までは解読できなかったためその当時産地以外には相違は分からなかったです。
では記載の産地は?
皆さんも知っているとは思いますが、私が入れたパヤミノニスはエクアドルの内陸にある名前の由来にもあるパヤミノ川です。
ここはペルーよりナポ川をかなり上流に上がりコロンビアから流れるアグアリコ川とクロスする少し横の大きな支流になります。
ただあくまで地図上の話ではあるため実際パヤミノ川は簡単な地図には意外と載ってないんです。
そのためペルーからはそこまで定期船もなく船で行くには時間もかかりますしまず不可能な場所と言えます(相当内陸です)
私の友人はイキトスより1度リマ~エクアドルの首都のキト~そして内陸のパヤミノ川の近くの町に行くんです。
さらに友人の話ではパヤミノ川には小型のモーターボートがなく旅行者が使うような観光用のボード(写真)で行くそうなので経費もかかると言います(本当かどうかはわかりませんけどね)
そして実はつい先日再度私の友人をここへ派遣してパヤミノ川のパヤミノニスを採集させてきました。
今年は聞いていた通りすでに雨がすごくて採集には困難をしたみたいですが何とかある程度の数は採ってきたみたいです。
サイズも小ぶりから中ぐらいと聞いていますのできっといいサイズではないでしょうか?
ではその時の写真が少し来ていますのでご紹介します。
ではもう1タイプのcfパヤミノニスは正確な場所は忘れましたがたしかコロンビアとエクアドルの国境付近だったと思います。
また同時にカカトイデス系ととクルジィ系も同時に知られていると出ていたと思います。
今まで当店はあまり前情報を公開しなかったんですが今回はあえてさせていただきます。
大体入荷してから公開するため当店らしくないんですけどね。
ではどうして公開するのか?
それは私の友人がエクアドルからペルーイキトスに帰国したしたと同時にcfパヤミノニスを漁師が持って帰ってきてしまったのです。
あちゃ~タイミングが悪いですよね!
ただそのおかげで多少の謎も解けました、それは外見上の違いが分かったのです。
パヤミノ川産のタイプは背びれが伸長しないのに対してcfパヤミノニスは伸長するみたいです。
大した違いじゃないと思われますが意外とマニアは気にするようですよ。
まああとはこだわりでしょうけどね!
ただあくまで写真での判断のため実物を見れば他にも相違はあるとは思いますが、あとはマニアの皆さんが見つけていただければと思います。
背びれの違いは私個人的な見解ですのでクレームは一切受け付けません(笑)
今回の写真がいまいちよ良くないため過去の画像も混ぜてになりますが背びれを見て注目してみてください。
そ以外にもメス個体などもご紹介します。
アピストはメス個体も意外とキーポイントになりますが今回cfのほうのメス個体を見てないので、もしかしたら決定的に違うなんてことも良くある話ですよね?
cf個体の写真は現地の別業者の写真のためここで公開はできません。
H氏のブログに公開していると思いますので比べてみてください(笑)
では最後に輸入時期・価格はまだ未定ですがパヤミノ川産の個体に興味がある方は是非ご連絡ください。
あまり前注文というのは当店らしくはないんですけど前注文受付します。
あと価格は全くの未定ですがそう安くはないと思いますのでご了承ください。
輸入時期はそう遠くはないと思いますよ。
現在相方のコリドラスを奮闘中!(エクアドルではないです)
チャオチャオ